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後期高齢者に医学は何ができるか

キーノートスピーカー
和田秀樹(精神科医)
ディスカッション
波頭亮、伊藤穰一、南場智子、西川伸一、山崎元、岸本周平

キーノートスピーチ:「後期高齢者に医学は何ができるか」レジュメ

1.後期高齢者と前期高齢者は何が違うか
 ・高齢者の知的機能
 ・高齢者の体力、臓器の機能
 ・加齢と認知症罹患率や要介護率
 ・ヤング・オールドとオールド・オールド
 ・75歳現役社会なら老人は増えない
  ・生涯現役が老人医療費を減らし、寿命を伸ばす
  ・ヤング・オールドの問題点としての感情の老化とその予防

2.後期高齢者に必要な医学とその研究課題
 高齢者の体の特性や疾患についてはまだまだ知られていないことが多い。演者の高齢者専門総合病院での経験をもとに後期高齢者に必要な医療とその経済学を考えたい
 ・予防医学の発想は高齢者には通じない
  ・最近わかってきた健康法のうそ
  ・臓器別医学ではわからない長寿・健康法
  ・(後期)高齢になってからの医学の発想
 ・高齢者に安全なクスリの使い方とは
  ・地域医療、総合診療の意味――長野県を例に
  ・研究によって後期高齢者医療コストを下げられる
  ・認知症への正しい理解と対策について
  ・在宅介護政策の限界について

3.後期高齢者への精神医学アプローチ
 いっぽう、高齢になるほど、心が弱くなり、心と体の結びつきが強くなるため、精神医学の必要性も高まる。後期高齢者対策としての精神医学の可能なアプローチを考えてみたい。
 ・意外に弱い高齢者の心
 ・心と体のむすびつきと精神免疫学
 ・心にいいことが体にいいこと